生産者を代表して
私たち、鹿児島県黒豚生産者協議会の生産者は、先人達が時代の逆風に立ち向かい、築き上げた「かごしま黒豚」と先人達の意志を受け継ぎ、「美味しい本物の“かごしま黒豚”を消費者の皆様に届けたい。」そんな想いを胸に、情熱を傾けて生産に取り組んでいます。 どうぞ、この自然豊かな鹿児島の地で丹精込めて育てた私たちの「かごしま黒豚」をおいしく召し上がってください。
県黒豚生産者協議会 会長 牛留道夫
鹿児島県黒豚生産者協議会の概要
県黒豚生産者協議会は、「かごしま黒豚」生産者相互の連携を図り、「かごしま黒豚」の資源確保と改良並びに、飼養管理技術の向上により、安全で美味しい豚肉の生産の促進と「かごしま黒豚」の銘柄を確立するとともに、養豚経営の安定と本県養豚振興に寄与することを目的として、平成2年に設立。
正会員の要件
「かごしま黒豚」を飼養し、県黒豚生産者協議会の目的に賛同し、以下の要件を満たす者
- 同一施設内で混飼をしていないこと
- 肥育後期に甘しょを10〜20%添加した飼料を60日以上給与できていること
- 出荷日齢は概ね230〜270日齢であること
- 登記、登録した種豚を飼養していること

これまでの活動状況
「鹿児島県黒豚生産者協議会」では、現在まで以下のような活動を行ってきました。
- かごしま黒豚証明書制度の開始(平成4年~)
- かごしま黒豚の東京出荷(平成6年~)
- かごしま黒豚生産・流通・消費懇談会の開催(平成6~22年)
- かごしまブランド産地指定(平成11年~)
- かごしま黒豚販売指定店制度の開始(平成11年~)
- かごしま黒豚消費者モニターの設置(平成13~20年)
- 販売指定店へのDNA検査の実施(平成13年~)
- かごしま黒豚味わいフェスタの開催(平成23年~)
- かごしま黒豚こだわりの店指定の開始(平成24年~)など
生産系列(12系列)
生産系列名 | 住所 | 電話番号/FAX |
---|---|---|
鹿児島県経済農業協同組合連合会(41) | 〒890-8515 鹿児島市鴨池新町15 |
TEL 099-258-5415 FAX 099-257-4197 |
九州昭和産業黒豚生産者協議会(14) | 〒899-7103 志布志市志布志町志布志3309 |
TEL 099-473-3566 FAX 099-473-3577 |
霧島黒豚会(3) | 〒899-4202 霧島市霧島永水4962 |
TEL 0995-57-3216 FAX 0995-57-3217 |
ナンチクグループ(6) | 〒899-8605 曽於市末吉町二之方1828 |
TEL 0986-76-1200 FAX 0986-76-1250 |
南州黒豚会(14) | 〒893-1206 肝属郡肝付町前田3550 |
TEL 0994-65-3161 FAX 0994-65-3162 |
坂元ファームグループ(1) | 〒893-0024 鹿屋市下祓川町1349-1 |
TEL 0994-40-1301 FAX 0994-40-1302 |
サンキョーミートグループ(4) | 〒899-7402 志布志市有明町野井倉6965 |
TEL 099-474-1118 FAX 099-474-1117 |
鹿児島ミートグループ(2) | 〒890-0131 鹿児島市谷山港1丁目4-11 |
TEL 099-284-6429 FAX 099-262-1232 |
スターゼンミートプロセッサー(3) | 〒899-1629 阿久根市塩浜町一丁目10 |
TEL 0996-72-0885 FAX 0996-73-3385 |
鹿児島中央畜産黒豚グループ(2) | 〒891-0132 鹿児島市七ツ島一丁目2-11 |
TEL 099-261-2944 FAX 099-262-0492 |
山下黒豚会グループ(4) | 〒899-1914 宮崎県北諸見郡三股町大字 |
TEL 0986-51-4000 FAX 0986-53-3701 |
株式会社コワダヤ(7) | 〒897-0004 南さつま市加世田内山田80 |
TEL 0993-53-2661 FAX 0993-52-7255 |
※平成29年12月現在、( )内は会員数
かごしま黒豚証明書制度

協議会が生産した、本物の「かごしま黒豚」を確実に消費者まで届けるシステムとして、平成4年から「かごしま黒豚証明書制度」を導入しています。「かごしま黒豚」には、出荷の際に生産者名、出荷年月日、証明書番号を記入した「かごしま黒豚証明書」を添付し、販売指定店まで流通します。この証明書は、かごしま黒豚ブランド産地指定基準をクリアし、「かごしまブランド産地」に指定された生産者グループのみが使用できます。なお、「かごしま黒豚証明書」は、平成11年に商標登録され、協議会に使用が認められています。

生産・流通の仕組み

県黒豚生産者協議会と生産者グループが厳格なルールのもと育てたかごしま黒豚。食肉処理場からの出荷時には証明書が添付され、枝肉と連動して流通します。販売指定店(精肉店・飲食店)に卸され、無事消費者へ届けられると、証明書は協議会・生産者クループに返還されます。このように徹底管理された流通体制により、安心・安全を守っています。
販売指定店のメリット
〈販売者〉
- PR資材(屋久杉の看板、ポスター、のぼりなど)が利用可能
- 精肉用のトレイ、パック等に貼付する「かごしま黒豚ミニシール」が利用可能
- 産地(生産者)が明確な「かごしま黒豚証明書」を使用することにより、消費者に安心・安全を与える効果があるなど
〈消費者〉
- 産地(生産者)が明確なため、品質の高い本物の「かごしま黒豚」を安心して購入できる
評価・メディアなどの掲載
ここでは、過去に「かごしま黒豚」や協議会が取り上げられたものについて一部ご紹介します。中でも、平成11年には、長年の功績を称えられ、南日本新聞社より「南日本文化賞」、平成29年には、東京への生体出荷を通した市場の発展への貢献が認められ、東京都中央卸売市場食肉市場より「感謝状」が授与されました。





紹介事例
- 『「かごしま黒豚」至宝の味細い繊維、歯切れ良く〜ブランド豚肉バイヤー調査〜』(平成26年9月 日経流通新聞)
- 『鹿児島県黒豚生産者協議会沖田速男前会長に聞く』(平成25年7月 南日本新聞)
- 『「かごしま黒豚」黒いダイヤ大好評今後の取扱量増に期待』(平成27年11月 南日本新聞消費地の目)
- 『「かごしま黒豚」高い品質に信頼感知名度生かし安定供給を』(平成28年12月 南日本新聞消費地の目)
- 『「かごしま黒豚]人気幅広く軟らかくうまみも豊富~ブランド豚肉バイヤー調査~』(平成29年1月 日経流通新聞)
- 『「かごしま黒豚」うまさに根拠~甘味・うま味成分白・輸入豚の数倍』(平成29年7月 南日本新聞)